ガリシア音楽 Cantiga da Montaña/ Xabier Díaz(シャビエル・ディアス)

2021年の足音が近づいてきました。今年はコロナ禍で、スペインツアーは断念。
来年はスペインのカミーノ・デ・サンティアゴ(サンティアゴ巡礼)の聖年、シャコベオにあたるのでガリシアに赴きたい気持ちでいっぱいですが、、こればかりは天にお任せです。
Cantiga da Montaña(山の歌) 私も何度か訪れたサンティアゴ巡礼の地、スペイン、ガリシア地方の伝統歌。
12月のケルト音楽ユニットの コトリネさんと名古屋Masa CafeでのLIVEより。
お客様、手が疲れるにも関わらず(笑)、最後まで手拍子して下さり、感激。
ありがとうございました🙏

敬愛するガリシア伝統音楽の歌手&パンデイレタ(タンバリン)奏者のXabier Díaz (シャビエル・ディアス)& Adufeiras de Salitre のアルバム ‘’The Tambourine Man’’よりカバー演奏させて頂きました。
Xabier Díaz の公式 You Tubeより。Cantiga da Montaña
ガリシアの美しい自然の風景と共に、 とっても素敵なMVです!
2017年のスペインツアー中、サンティアゴ・デ・コンポステーラのサンティアゴ大聖堂の近くで、偶然にも初めてシャビエル・ディアスご本にお会いしました。
こちらは2017年のガリシアの音楽フェス  Festival Intercéltico do Morrazoにて、私が撮影した短い動画。
突然の雨で屋外から屋根のある会場へ移動され、そして生音で。 忘れられないほど感動した、素敵なコンサートでした。

こちらはXabier Díaz がインスパイア―された原曲の  Suso Carreroの歌唱による
Cantiga da Montaña アイルランド音楽でいうところの、シャーンノース
(無伴奏歌唱)のようで 浪々と歌われて渋いです。8分06秒位から。
こちらはアメリカ カリフォルニア州のオークランドより
World Harmony Chorusのアカペラ・アレンジ。これも素晴らしいです!
ガリシアは30年以上にも及ぶ、フランコ独裁政権の弾圧の時代も、小さな村々の人達が伝統的な歌を守り続けてきました。
Xabier Díazはのガリシアは古くからの民謡が残る小さな村々を自らの足で訪ね歩き、古老たちから歌を習ったそうです。
ガリシア音楽はケルト音楽の中でも、日本ではあまり知られてないけど、こうしてXabier Diazを通じて知ることが出来、彼等にに感謝です。
そして、私自身もそれを大切に歌い継いでいきたい。そしてガリシアの伝統歌とパンデイレタ
(ガリシア地方のタンバリン)をもっと深めていきたいなーという思いの募る年の瀬。
今年は世界中の誰にとっても大変な一年でしたが、少ないながらも幾つか生ライブも開催することもできました。
本当に自分にとって大切なことは何か、自分の内側を静かに見つめなおす内観の時間をとることもできました。
芸術やエンタメの灯が消えてしまわないように、たとえ外側の世界で何がおころうとも、内側の心を穏やかにして、歌い奏で続けていくこと。
そして『風の時代』の到来という、大きく変化していく世界に対して、自分の心の扉を大きく開けていきたいと思います。
ご縁のみなさま、応援して下さるみなさま、
今年もありがとうございました。
どうぞ よいお歳をお迎えください。
2020年 12月31日 高野 陽子 拝
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