飛鳥ピアノサロンコンサートー桜の会ー御礼

4月4日、5日、飛鳥ピアノサロンコンサートー桜の会ー

ピアニスト、渡会光晴さんと再びの響き合わせ。奥様の渡会美枝子さんと共に、お二人のご縁の地である奈良県の明日香村。石舞台古墳の目の前の素敵なお宅で【飛鳥ピアノサロン】を主宰され、明日香村内外の様々な人たちの交流の場として13年間、毎年大切に続けられてる、そんな貴重な『桜の会』に呼んで頂けて、とても嬉しかったです。

開催するか否かかなり迷いましたが、私たち主催者側も体温など図り体調を観察し整えて当日を迎えました。ご参加の皆様にその日の体調をお聞きしつつ、安心してお越し頂ける環境作りをして下さった渡会ご夫妻、そして、このご時世にも関わらず、ご参加くださったお客さま、本当にありがとうございました。

ライアーとピアノで即興で幕開け。世界の平安への祈りを音に乗せて。

前半はアイルランド民謡や、スパニッシュ・ケルト、ガリシア地方のサンティアゴ巡礼の聖地、サンティアーゴ・デ・コンポステーラに纏わる歌、「Chove en Santiago/サンティアーゴに雨が降る」や、さらに西の果ての海沿いの巡礼地、ムシアに伝わるガリシアの民謡で、布教が上手くいかずに悩んでいた聖サンティアゴを励ます為に、海から石の船に乗った聖母マリアが現れたという伝説の歌、『Alala de Muxia/ アララ・デ・ムシア』などをお届けしました。

後半の渡会光晴さんのピアノソロでは、壮大なショパンの『舟歌』や、彗星が近づいていることもあり、『吉松隆/プレイアデス舞曲集 I』などを演奏して頂きました。

光晴さんのピアノ、まさしく宇宙に煌めく星のかけらのように、美しい響きでした。

素敵な当日のプログラムパンフレットを丁寧に作って下さいました。

そして、休憩時間に皆様に召し上がって頂いたお菓子は、美枝子さんがなんと、私がサンティアゴ巡礼で何度も頂いたガリシア地方の郷土菓子『タルタ・デ・サンティアゴ』を、奈良のお菓子作家さん『kitchen work』さんにオーダーして下さり、感激。。中世の頃から修道院で作られていたアーモンドの焼き菓子。とても美味しかったです。

実はガリシア在住の大切な方でとてもお世話になった、日本とガリシアの架け橋となってご活躍されていた塩澤恵さんが今回のコロナで先日急逝され、沖縄ツアー中から悲しさが消えてませんでした。美味しいお店に連れて行って下さり、ガリシアの文化や食を心から愛していた彼女への祈りを込めて歌いました。ガリシアの打楽器、パンデイレタと共に。

最後はピアノとライアーでジブリ映画『千と千尋の神隠し』の主題歌『いつも何度でも』

この歌詞に感じる深いメッセ―ジ。はじまりも終わりも無いケルトの渦巻き文様のように繰り返される生と死、そして再生。命の循環、平和への祈り、そして輝くものは外に求めるのでなく既に自分の内にある。自然界すべてに神を見出すケルトの思想は日本の古神道にも繋がる。

世界の先住民族、古代の先人たちの教えも然り。まさに私達、ひとりひとりが源へと回帰する時が来ているのを感じています。今回のコロナは、これからの私たち地球人の生き方、意識の目覚めを促してくれているように思えてなりません。

咲きほころぶ満開の桜越しからのぞいた、石舞台古墳。

コンサート後、ご縁の皆様と石舞台古墳の中で、宮沢賢治の『星めぐりの歌』を麻鈴の響きと共に奉納させて頂きました。

お客様の中に神職の方がいらっしゃり、十種神宝の祝詞やふるべ祝詞も奉納して下さいました。宮崎みどりさん、小林清明さんのもとで古事記や古神道を共に勉強しているお仲間達も。

夕景の桜。心に染み入りました。

人間界の混乱をよそに、自然界の命の巡りは今年も変わらずに美しい。

翌日、飛鳥ピアノサロンさんの氏神様、飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)へ御挨拶に。

飛鳥宮跡(飛鳥板蓋宮跡)にて。

ユニット名は「ボケ流れ」という噂も(ボケがお互いわからないから笑)

コンサートを終えた翌日は渡会ご夫妻が吉野山の桜をご案内してくださいました。

渡会光晴さん、美枝子さん、お越し下さったみなさま、お心を寄せて下さったみなさま、心から感謝します。

様々な人が集い、直に触れ合い言葉を交わし、心寄せ合えた、何気ない、けれど、とてつもなくかけがえのない日常の愛おしさを改めて感じる日々。

またみんなが自由に歌い奏で、集える時が叶うまで、自分自身の源を見つめ直し、自分の内側の響きを深めていきたいと思っています。

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