熊野古道・サンティアゴ巡礼道姉妹提携20周年記念、ガリシア州政府講演会&ガリシア音楽コンサート@インスティトゥト セルバンテス東京編では、ガイタ(ガリシアのバグパイプ)奏者 Yuki Kojima さんとご一緒させて頂きました。
kojiさんの素晴らしいガイタ演奏で開幕。ガイタの音色を聴くとガリシアの美しい風景がふわっと心に広がってきて、胸がキュンとなります。
ご挨拶、トークセッション、熊野本宮大社の皆様による演奏や男舞が披露されました。そして和歌山県の特産品を用いた美味しそうなスペイン料理の数々やガリシアのワイン!
Kojimaさんのガイタと私のパンデイレタ(ガリシアのタンバリン)でムイニェイラというダンス曲やマリア・ソリニャ(Malia Soliña)という唄など数曲、演奏させて頂きました。この唄はCangas de Moañaという海沿いの地に実在したマリアという女性が夫が殺されてしまった悲しみを歌った曲です。この夏、実際に訪れてマリアさんの銅像にもご挨拶してきました。美しいところでした。
途中で、ガリシア州 文化観光大使 Román Rodrígues氏が帰国便の時間に間に合わないのでもう帰るから、ぜひ写真を!と中座して記念撮影タイム。ガリシア語でお世話になった浅香武和先生もご一緒にパタータ♪皆様に喜んで頂けたようで良かったです。
スペインから届いたばかりの2つ目のパンデイレタ(ガリシアのタンバリン)
いつ届くかハラハラしして このイベントに間に合って届いた時は嬉しくて紅葉狩りのお供に連れて行きました。名前は・・パンタくんにしよう。
熊野古道とサンティアゴ巡礼道の共通巡礼手帳も配布されてました。
私もこの秋、めでたく『二つの道の巡礼者』となりました。
大好きなガリシアと熊野、そして日本とスペインの祈りの道を繋ぐ、素晴らしい記念行事に呼んで頂けて、本当に有り難かったです。サンティアゴ・デ・コンポステーラのガリシア日本協会、塩澤恵さんにも、こころより感謝いたします。