2月1日はケルト暦のインポルク、立春祭。だいぶ立ちましたが1月のライブ御礼レボートです。
1月12日、飛鳥在住のピアニスト渡会光晴さんと東京の大塚、月白亭さんで
〜みずあたたかをふくむ〜
アイリッシュ、ケルトの歌とライアー、ピアノのコンサート。満員御礼ありがとうございました。
暦は〜水泉動(みずあたたかをふくむ)〜
地中で凍っていた水が動き始める時期。
ライアー(竪琴)を奏でながらアイルランドの妖精にまつわる伝統歌、My lagan loveとおなじみのSally Garden。
渡会さんのピアノでドビュッシーの作品、そしてAlala de muxiaは、スペインのガリシア地方にあるムシアに伝わる伝説の歌。布教が上手くいかず悩んでいる聖ヤコブの元に、海から石の舟に乗ったマリア様が現れ励ましたと言います。
両親から反対された恋人が結婚式のみ直前に逝ってしまい、ある夜、彼の夢枕に姿を現し変わらぬ愛を告げるという切なくも美しいアイルランド民謡、She moved through the fair。
ルーマニア民俗舞曲はバルトークが、各地で古くから歌い継がれている民謡をピアノ曲にアレンジしたものに、声とバウロン、ガリシアのタンバリンのパンデイレタで共演。
そして夜は飛鳥ピアノサロンさんプレゼンツで「奄美の唄あしび会」が開催されました♪
奄美のシマ唄を歌う渡会美枝子さん(本業は書画家)が東京奄美サンシン会の方々をお声がけして企画されました。
美枝子さんをはじめ沢山の素晴らしいシマ唄をたくさん聴かせて頂きました♪
私自身、沖縄三線は奄美出身の先生に習っていたのもあり加計呂麻島を昔旅した事もあるので、奄美にはとても愛着があります。
愁いを帯びたシマ唄、そして独特の歌唱法グイン、心にグッときます。
そして私はアイルランドの歌で遊ばせてもらいました アイリッシュフィドル奏者の方の飛び入り参加もあり、あまみんちゅう&アイリッシュ、クロスオーバー♪最後はワイド節や六調でみんなで歌えや踊れや♪
この日の暦の〜水泉動(みずあたたかをふくむ)〜地中で凍っていた水が動き始める時期の意のとおり、何かが始まり動き出すような、初春に相応しい響き合いの時間になりました。
ご来場下さったお客さま、素晴らしい室礼でおもてなし下さった会場の月白亭の亭主であり仏師の杉田浩庸さん、そしてクラシックをバックボーンに持たれながらも、清らかな水のごとく縦横無尽に流れ変化し、ジャンルを超えて今ここの響きを瞬間に放たれる共演の渡会光晴さん、そして今回のツアーを主催、全面的にサポートしてくださった、奥様の渡会美枝子さん、本当にありがとうございました✨
新宿のアイリッシュパブで直会♪