久しぶりのライブレポートです。英国人ライアー奏者、ジョンビリング氏との2020年、春のツアー、金沢と岐阜は延期としましたが、3月後半の沖縄ツアーは会場オーナーや共演者と何度も相談の上、予定通り開催しました。
初日は沖縄北部の本部町の森の中にある隠れ家的な英国カフェ、The British Wine and Tea Shopさんにて。アイルランド民謡をはじめとするケルト音楽やジョン氏ソロのバッハなどなど
ライアーと歌、バウロンでお届けしました。
アイルランド民謡のMy Lagan Love Wライアーで。
蓋をあけてみると、新型コロナ感染拡大防止のために人数を制限させて頂いた為、お断りするほどの満席ぶりでした。遥々、大阪や関東方面からも。。このご時世にも拘らず、たくさんのお客様がご来場くださり、本当に感謝です。
こちらのお店は、20年来の親友が昔、英国留学してた際に、オーナーご夫妻と知り合い、その後沖縄へ移住され、やんばるの森の中で素敵なカフェをオープンされたというのを以前から聞いていて、かねがね一度、訪れてみたいと思ってたのでした。
そして、なんとオーナーご主人が英国人のジョンさんということで、同じく英国人のライアーのジョンさんと引き合わせたい、という願いもありました。
なのですが、、
去年の春、オーナーのジョンさんがご病気の為に亡くなられたと聞いたときは、私も親友も胸が痛みました。
そして当日のライブに大阪から、なんと親友Akiちゃん、遥々かけつけてくれて、、嬉しかったです。
今は可愛い娘さんを育てながら、一人で切り盛りされている、ロンドンの五つ星ホテルで修行された一流パテシェのMaki Kuboiさんのロックスコーンやケーキ、、とびきりの美味しさでした。
妖精が出てきそうな 澄みきった森の空気と美味しいティータイムを楽しんで頂きました。
左から、今回のツアーで多大なお力添え頂いた那覇在住の有川健さん、アトリエ・リシュオルの夏本道子さん、パテシェのMakiさん、ジョンさん 私。
緑が美しかった。。
お客様でいらして下さった沖縄のライアー工房、てるる詩の木工房
の高良さんご夫妻とも一年ぶりの再会。ケルト文様をあしらった新しいライアー竪琴を持参くださり、ジョンさんがソロの時に奏でて下さいました。美しかったです。
実は私が8年位前にライアーに初めて触れたのは、こちらの詩の木工房さんのライアー【てるる】でもあり、、なんだかとてもご縁を感じます。後日、今年も工房をみんなで訪れました。
アンコールはオーナー、ジョンさんへの追悼の気持ちも込めて、アメージンググレイスを。
なんだかジョンさんも、聴きに来て下さってたような気がしました。
関東方面から遥々来て下さったみなさまと♪
さわやかな風が吹き抜ける森の息吹を感じ、時おり小鳥のさえずりも窓から聴こえ、、
なんとも心地よい時間でした。
みなさま、本当にありがとうございました。