ジョイダンロップ&レイチェルヘア 来日コンサート

5 /1日は古代ケルト人たちの『Beltane ベルティネ』太陽の季節を迎えるお祭り。火祭りとして有名でかがり火を灯し、花やリボンで飾られた柱(メイポール)の周囲で踊り、太陽の帰還、豊穣を祈っていたとか。

さて、相変わらず時差のあるライブレポですが、、4月15日にスコットランドから初来日のハープ奏者レイチェル・ヘアとスコットランドのゲール語の伝統歌歌手ジョイ・ダンロップのコンサーとワークショップが伊丹市のいたみホールでありました。

東京ではトシバウロンさんやアイリッシュハープの木村林太郎さん梅田千晶さん達がオーガナイズをされており、関西は上原奈未さんが。ジョイの歌のワークショップをメインに私にもお声かけ頂き、少しお手伝いさせて頂きました。

まずはハープと歌のワークショップ参加者の皆さんと歓迎レセプションの時間♪お二人を囲んてサプライズでスコットランド民謡の「ダークアイランド」と「朧月夜」をプレゼント♪

奈未さんの素敵なアレンジで幾重にも重なるハープの美しい音色と歌を。喜んでもらえたようでよかった!

ジョイの歌のワークショップの一コマ。スコットランド北西部に浮かぶへブリディーズ諸島に伝わるWaulking Song ウォウキング・ソングと呼ばれる伝統歌。この地域では昔から毛織物業が盛んで、その作業で島の女性達みなで布をたたいたり、引っ張ったりしながら縮ませて完成させていたようです。おしゃべりしたり歌ったりしながら。いわゆる作業歌、労働歌です。(沖縄民謡でいうところのユンタですね)伝統歌は生活の中から生まれ育まれていく。今は機械にとって代わりこの作業はなくなったようです。そういう意味でもこうやって貴重な伝統文化を音楽を通じて後世に伝えていってるジョイは素晴らしい。今後の活躍にも期待大です。

数年前の夏にスコットランドのゲール語の伝承歌を習いに訪れたヘブリディーズ諸島のスカイ島。ジョイはそのスカイ島のゲール語大学での歌の講師でもあります。

その時の模様を以前のブログ、蓮音日記にあげていました。そして今日はその時の歌のクラスで一緒だった小さな友人Aoifeのお誕生日だというのがフェイスブックで今朝わかったのでした。あー彼女に会いたいな。そして歌を習った敬愛するクリスティン・プリムローズの歌声、スカイ島の青い海と荒涼とした風景と共に懐かしく思い出しました。→http://hasunooto.blog109.fc2.com/blog-entry-229.html

そして船でアイランドホッピングしながら辿り着いたバラ島で偶然にも島のケーリーに参加させて頂く機会があり、地元のご婦人方のウォウキング・ソングの映像を撮らせてもらえ、YouTubeにひっそりとあげてたのを思い出した(笑)のでシェア。雰囲気伝わるでしょうか。

さて、夜は煌めく伊丹の夜景をバックにコンサートがはじまりました。ジョイのクリアで伸びやかなハイトーンボイスとレイチェルの力強くも情感溢れるハープの美しさに聴き惚れ、あっという間の90分てした。ジョイがアカペラで切々と歌いあげてくれた、故郷を想った悲しくも美しい曲がとても印象に残りました。

中盤あたりで、嬉しいサプライズ。。今年発売予定の2ndソロアルバムに入れる予定のヘプリディーズ諸島のワウキング・ソングを歌ってくれて、、感激しました。知ってたの??笑

スコットランドの伝統的なダンスも披露!

ご来場下さったお客様、そして当日、受付や物販、通訳とたくさんサボートして下さった皆様有難うございました。奈未さん準備からチラシ、アテンド、本当にお疲れさまでした。

★おまけ★

前日は奈未さん、ホストのアトリエリシュオルの道子さんと共にジョイ&レイチェルを有馬へご案内♪東京でたくさん買い物しすぎてスーツケースパンパン!というのがキュートな二人でした♡

お好み焼きランチの後、御所坊さんの日帰り入浴温泉(金泉)も初体験して頂きました。私達も満喫♪ジョイとレイチェルがタオルを頭にのせて温泉に浸かりながら覚えたての「いい湯だな♪ハハハン♡」を一緒に歌ってくれたのは、、一生の素敵な思い出になりそうです(笑)

そしてお手紙を添えて下さった 二人からの心あたたまる素敵なプレゼントにも感動。

遥か遠いスコットランドから二人の素晴らしいミューズと素敵なご縁を頂き感謝です。

またの来日を心待ちにしています♪

有馬のとあるお寺の、咲き乱れる枝垂れ桜の前で。

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