高野陽子 ファーストCD 『Leem』

Leem表 小- コピー

2010.10 / 23 リリース 全5曲
\1,200 (税込)  YOKO-001

1.てぃんさぐぬ花(沖縄民謡)
2.シューラルーン/Siúil A Rún(アイルランド民謡)
3.サリーガーデン/Down by the Sally Gardens~Toss  the Feathers~Drowsy Maggie
(アイルランド民謡~ダンス曲)
4.銀の笛/The Silver Whistle
(スコットランド民謡/詞・高野陽子)
5.凛(詞・曲/ ハシケン)

アイルランド、スコットランド、オキナワ…
悠久の時の彼方から受け継がれてきた
泉のように溢れる歓び 湖面に映る哀しみ
優しく切なく響くそのメロディと歌声に
あなたは何を 思い出すだろう

アルバムタイトルのLeem(リーム)とは、あるマントラからインスピレーションを受けた『水』というエレメントを表す音。一粒の雨の滴が大地に降り注ぎ、泉となり川となり、やがて海へと流れていくように、 歌という魂の船に乗った様々な時代の人々の想いが、海を超え、時代を超えて、 語り継がれていきますように…という願いをこめて作りました。ジャケット写真は2009年に訪れた米国カリフォルニア州の水の聖地、 マウント・シャスタで出会った湖です。

~曲の解説~

1.てぃんさぐぬ花(沖縄民謡)

『鳳仙花(ほうせんか)の紅色を爪先に染めるように 親の言葉は深く心に染めなさい』
沖縄で古くから親しまれている教訓唄。親から子への深い愛情を歌っています。

2.シューラルーン/Siúil A Rún(アイルランド民謡)

Siúil A Rúnとはゲール語で「道中ご無事で」という意味。戦場に行ってしまった愛しい恋人の無事を祈る女性の切ない歌詞とメロディに心揺さぶられ、初期の頃からよく歌っている曲です。17世紀頃にアイルランドで生まれたこの歌は、移民と共にアメリカへ渡り、『ジョニーは戦場へ行った』そしてPPMの『虹と消えた恋』と、姿、形を変えて歌い継がれています。

3.サリーガーデン/Down by the Sally Gardens (アイルランド民謡)
~Down by the Sally Gardens~Toss the Feathers~Drowsy Maggie

柳のほとりで彼女は僕に言った。『恋も人生も、もっと気楽に受け止めて』アイルランドの詩人W.Bイエィツがスライゴーの片田舎で、老婆が口ずさんでいた歌の断片から採詞し広く紹介されました。軽快なダンスチューンへと続く3曲セット。Salleyとはゲール語で柳を意味する”saileách”から来たと考えられています。

4.銀の笛/The Silver Whistle(スコットランド民謡 /詞 高野陽子)

ジャコバイト・ソングと呼ばれる曲。18世紀にスコットランド王朝の復興をかけて、ボニー・プリンス・チャーリーが亡命先のフランスから船で帰国し、大勢の兵士達がバグパイプを吹いて歓び迎えた時の情景を歌っています。原曲タイトルはAn Fhideag Airgid(スコットランドのゲール語)。日本語の歌詞を作って歌いました。2012年ヘブリディ-ズ諸島へ歌を巡る旅の途中、この時、王子が上陸したといわれるエリスケイ島の美しい浜辺を訪れました。

5.凛-りん-(詞・曲 / ハシケン)

敬愛するミュージシャン ハシケンさんのライブではじめて聴いた時、
涙が止まらなかったこの曲をカバーさせて頂きました。
ひとつひとつの言葉がやさしく心に沁みる、ずっと歌い継いでゆきたい名曲。

~Guest Musicians~

アイリッシュバンド みゅーず (陳五郎/ギター 大城敦博/(フィドル)
Akira Sasabe(ピアノ)

※CDのご購入はライブ会場、または郵送をご希望の場合は
Contactページからご連絡下さい。

 

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